電池の種類

 一口に「電池」と言っても、実際はたくさんの種類があります。 大きく分けると、化学反応を利用した化学電池と物理作用を利用した物理電池です。 私たちの生活に身近なものは化学電池ですが、使いきりタイプの一次電池、 充電して繰り返して使える二次電池、未来電池として期待される燃料電池に分けられます。

電池 化学電池 一次電池 マンガン乾電池
アルカリ乾電池
アルカリボタン電池
酸化銀電池
空気ボタン電池
リチウム電池
二次電池 鉛蓄電池
小型シール鉛蓄電池
ニカド電池
ニッケル水素電池
リチウムイオン電池
燃料電池 アルコール燃料電池
固体電解質電池
水素・酸素燃料電池
燐酸型燃料電池
溶融炭酸塩型燃料電池
物理電池 太陽電池
熱起電力電池
原子力電池
種類別一次電池の放電の特徴

 電池の原理

 電池の発明者はボルタ(イタリア)で、彼は希硫酸のなかに銅板と亜鉛板を入れ、その間を導体でつなぐと連続して電気が取り出せる電池を発明しました。これが現在の化学電池の原理となる「ボルタ電池」です。
 亜鉛を希硫酸(または食塩水)に入れると、亜鉛が-(マイナス)の性質を持つ電子を残して溶けだし、亜鉛板は-電気を帯電。銅板はほとんど溶けずに+(プラス)となります。その二つを導線でつなぐと、銅から亜鉛に電流が流れます。
電池の原理
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