電気自動車充電器用フェライトコアの新材質開発

 
電気自動車充電器用フェライトコア 富士電気化学株式会社(FDK)は独自のフェライト技術を活かし、電気自動車のインダクティブ方式の充電器に使用するフェライトコア用として新材質6H40材を開発しました。
 インダクティブ方式の電気自動車用充電器では、充電効率向上のため大形フェライトコアが要求されています。
 FDKはフェライトメーカーとして永年培った技術を駆使し、電気自動車充電用の大形フェライトコアの開発を進めてきました。
 FDKが今回開発した6H40材は、コアロスが低く、電気自動車充電用の大形フェライトコア用として高い充電効率を可能にしています。
 この新材質にはFDKの素材技術、CAEによる熱解析・3次元磁場解析などのシミュレーション技術が活かされています。
 スーパーコンピュータ内での仮想的なシミュレーションにより、磁場解析・構造解析・流体解析・電磁場解析等のデータを出力し、実効値に近い解析を行い、周波数特性が良い低損失のフェライト材質と最適形状を追求しています。
 また、フェライトの結晶粒径をミクロン単位で制御する精密材料プロセス技術により電気自動車用充電器に対応した高特性を安定して実現しています。
 電気自動車用充電器は、充電スタンド方式が今後急速に普及すると見られていますが、FDKでは、充電スタンド方式対応のフェライトコアに加え、急速充電が出来るガレージ方式対応のフェライトコアも視野に入れ、フェライトメーカーとしてのこれまでの実績を活かし、大形で高効率の電気自動車充電用フェライトの提供を目指し、開発を進めています。
 

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