世界最高水準(*1)の高電圧 超小型全固体電池のサンプル出荷開始 ~ 高電圧(3.0V)、高エネルギー密度を酸化物系SMDタイプで実現 ~ |
||||||||||||
|
||||||||||||
2018年12月17日 FDK株式会社 |
||||||||||||
SMDタイプ全固体電池 |
||||||||||||
FDK株式会社(代表取締役社長:大橋洋一)は、株式会社富士通研究所(代表取締役社長:佐々木繁)と共同で2017年2月に開発した高電位正極材料「ピロリン酸コバルトリチウム:Li2CoP2O7」を用いた酸化物系全固体電池を開発し、2018年12月20日からサンプル出荷を開始いたします。 IoT機器やウェアラブル端末などさまざまな電池を搭載するアプリケーションが拡大、進展するなか、それらに適合するための電池に対する要求仕様はますます多様化しており、特に高エネルギー密度化や安全性向上に対するニーズが高まっています。これらのニーズに応える次世代電池として全固体電池は各市場から注目されており、当社は高エネルギー密度、高安全性、長寿命などの特徴を有する電池として、高電位正極材料「ピロリン酸コバルトリチウム:Li2CoP2O7」を用いた全固体電池の開発を進めてきました。 今回、当社は高電位正極材料「ピロリン酸コバルトリチウム:Li2CoP2O7」を用いて高電圧出力可能な超小型全固体電池を開発し、サンプル出荷を2018年12月20日から開始いたします。 また、本製品はSMD(Surface Mount Device:表面実装部品)タイプであることから、全固体電池をSMD部品化することにより、電子部品のひとつとして実装することができ、機器の小型化や実装コストの低減に貢献します。 [製品特長]
[主なアプリケーション] 小型、高容量、広い温度範囲で駆動が必要なアプリケーション
当社は、本製品のサンプル出荷と並行し、アプリケーション領域のさらなる拡大のため、引き続き本製品の高容量化を進めてまいります。 (高容量の本製品は、2019年4月にサンプル出荷開始予定) なお、本製品については、2019年1月16日(水)から18日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで開催される「第5回ウェアラブルEXPO」のFDKブース(西2ホール W17-3)にて展示いたします。 *1:発表日現在。酸化物系のバルクタイプの全固体電池で定格電圧3V出力のものは存在していません。(当社調べ。) |
||||||||||||
以 上 | ||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
[戻る] | ||||||||||||
このサイトについて | 個人情報保護ポリシー | Cookieの使用について | ||||||||||||