ケーブル自体にノイズ対策を施したUSB2.0対応のインターフェイスケーブルを商品化 | ||||||||
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平成15年5月12日 FDK株式会社 |
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「NSC-USBシリーズ」 | ||||||||
FDK株式会社(社長:鈴木惟司)は、広帯域(30MHz~3GHz)での電磁ノイズ対策を施したUSB2.0対応のインターフェイスケーブル「NSC-USBシリーズ」を、PC周辺機器メーカー向けにOEM販売を開始します。 デジタルカメラやカラースキャナなど高速の動作レートを要求する機器の普及により、機器間の接続用として高転送レートが可能なUSB2.0インターフェイスケーブルが数多く使用されるようになってきています。このような処理速度の高速化に対応して、同インターフェイスケーブルについても、ギガヘルツ帯までの幅広い周波数帯での電磁ノイズ対策が求められています。 今回商品化した「NSC-USBシリーズ」は、フェライトコンパウンド層をケーブルの被覆に塗布しケーブル全体を覆う構造となっており、FDKの持つフェライト素材技術とスーパーコンピュータによるシミュレーションの活用により最適設計を実現しました。これにより、フェライトクランプコアをケーブルに取り付ける方法やプリント基板にコモンモードチョークを取り付ける方法に比べ、信号波形に影響を与えずに不要電磁波の低減を可能にします。また、フェライトクランプコアの場合には、不要放射対策の上限周波数は300MHz程度とされていますが、本製品はギガヘルツ帯までの高周波領域においてもノイズ低減が可能となります。さらにフェライトクランプコアのようにコネクタに重量負荷をかけることもなく、すっきりした外観と省スペース化を実現します。 本製品は今月から量産を開始し、2005年度で20億円の売り上げを計画しています。また今後は、IEEE1394、CAT6STP、家庭用ゲーム機のコントローラケーブルへの応用も進めてまいります。 |
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<仕 様>
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(本件へのお問い合わせ) FDK株式会社 広報・IR室 成重 TEL:03-5715-7402 |
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[参 考] 不要電磁波抑制の原理 |
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