高周波無線通信用フェイズシフタを開発 | ||||||||||||||||||
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平成14年10月1日 FDK株式会社 |
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FDK株式会社(社長:鈴木惟司)は、高周波無線通信機向けにフェイズシフタ(移相器)「FS2501」を開発しました。 高速・大容量化する無線通信分野では、同時に機器の小型化、回路の集積化が進んでおり、ミリ波帯等の高い周波数帯においては、接続や回路構成によって生じる位相差の制御が必要となります。 本製品は、無線通信機器内のデバイス間に生じる位相差を制御するモジュールで、ミリ波周辺の周波数帯に対応した回路内に実装するタイプとしては世界初の製品です。 今回の開発にあたっては、入出力間に電磁界結合する素子を使用した構造により、結合容量をコントロールすることで、容易に位相の制御を可能にするとともに、アンテナから進入する不意の直流電流を遮断する機能も実現しました。 <フェイズシフタ(移相器)「FS2501」の主な特長> ・電磁界結合を用いた信頼性の高いDC-BLOCK機能を実現 ・入出力ポートがMSL(マイクロストリップライン)構成であるため、他のデバイスと同時実装が可能 ・世界初の回路組込タイプにより通信システムの省スペースを実現 なお、本製品は、本日(10月1日)より開催される「CEATEC JAPAN 2002」へ出展いたします。 |
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(本件へのお問い合わせ) 広報・IR室 成重・平野 TEL:03-5715-7402 |
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