小型光スイッチ「YS-1210」を開発 -磁気光学式としては世界最小を実現- | ||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
平成15年3月10日 FDK株式会社 |
||||||||||||||||||||
2x2光スイッチ「YS-1210」 | ||||||||||||||||||||
FDK株式会社(社長:鈴木惟司)は、磁気光学式としては世界最小サイズで且つ低価格化を実現した2x2光スイッチ「YS-1210」を開発しました。 光スイッチは、光通信ネットワークにおいて障害が発生した際、予備回線への伝送光路切り替えに使用されていますが、最近では幹線系ネットワークから小規模なネットワークへのノード部分に使用されるOADM(Optical Add Drop Multiplexer)装置やOXC(Optical Cross-connect)装置への使用拡大が期待されています。当社はこれらの需要に対応するため、永年培った磁気光学技術を結集し、小型高性能な製品の開発に取り組みました。 本製品は、可動部を持たない磁気光学式のため、機械式に比べ信頼性が高く応答速度も優れています。また、反射光路を用いることで光学部品を減らすことにより従来品*1に比べ約60%の小型化を図るとともに大幅なコスト削減も実現しました。さらに、入出力ポートを同一方向に配置することで実装スペースの大幅な削減を可能にするとともに電流を切っても経路が保持される自己保持機能を搭載するなど、優れたパフォーマンスを発揮する高性能な光スイッチを実現しました。 なお本製品は、すでに開発を完了した2x1、1x2タイプの光スイッチとともに3月23日から米国アトランタで開催される光通信関連の世界最大規模の展示会「OFC 2003」に出品する予定です。 *1 当社2x2光スイッチ「YS-1200-155」 <仕 様>
|
||||||||||||||||||||
(本件へのお問い合わせ) 広報・IR室 成重 TEL:03-5715-7402 |
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
[戻る] | ||||||||||||||||||||
このサイトについて | 個人情報保護ポリシー | Cookieの使用について | ||||||||||||||||||||