小型で低損失・低PDLを実現した1x32光スプリッタを開発 | ||||||||||||||||
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平成16年9月13日 FDK株式会社 |
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1x32光スプリッタ「YW-1132」 | ||||||||||||||||
FDK株式会社(社長:杉本俊春)は、加入者系光通信ネットワーク向けに、低損失・低PDL(偏光依存損失特性) の1x32光スプリッタ「YW-1132」を開発しました。 本製品は、光通信ネットワークにおいて、光信号を電気信号に変換することなく複数の光ファイバに分配・合成する機能を持つデバイスです。当社は、昨年1x8および1x16光スプリッタを開発し、商品化するとともに、更なる多分岐・高性能品の開発を進めてまいりました。 今回開発した1x32光スプリッタ「YW-1132」は、従来の小型32分岐型では困難であった光学特性の向上に取り組み、本製品の核となる多成分ガラス基板において、同基板内に形成される光路の屈折率分布の最適化を図るとともに、新たにスプリッタパターンの設計を行いました。さらに全構成部品の形状を見直すことで32分岐型としては世界最小クラスで、光信号の挿入損失およびPDL(偏光依存損失特性)の大幅な低減を実現しました。この性能向上により、多数のファイバが集まる通信事業者の基地局や大型マンションなど、多分岐且つ高い光学特性が要求される分岐装置や収容装置に設置が可能となります。 本製品は、従来の1x8スプリッタ「YW-1108」、1x16光スプリッタ「YW-1116」とともに低損失・低PDLの光スプリッタとしてシリーズ化し、国内市場及び北米のFTTP市場をターゲットに展開してまいります。また、本製品は、10月5日~9日まで千葉の幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN 2004に出展するとともに同月よりサンプル出荷を開始する予定です。 |
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<仕 様>
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