新大容量キャパシタ“EneCapTen”を開発!-高温環境下での連続使用を実現- | ||||||||||||||
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2007年9月19日 FDK株式会社 |
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大容量キャパシタ”EneCapTen” |
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FDK株式会社(社長:杉本俊春)は、高温環境下で連続使用を可能とする高電圧の大容量キャパシタ“EneCapTen”を開発しました。 当社は、これまで長寿命で急速充放電の特性がありながら、電気容量が少なく、また60℃以上の環境下では性能の低下により使用が限られていた大容量キャパシタの特性改善に取り組み、80℃の高温環境下においても性能を発揮する製品の開発に成功いたしました。 今回開発した製品は、内部構造・組成の最適化などにより、60℃の環境下では、出力や電圧面などでの性能低下がおきず、80℃の高温環境下では電圧などの諸条件の調整により、長期の使用が可能となります。また、セル電圧は最大4.0Vと高く、エネルギー密度(最大25Wh/l)が一般の電気二重層キャパシタに比べ、3~4倍と非常に高いことから、従来にない電力の蓄積・出力が可能となります。 これらの特性とキャパシタ本来の急速充放電・長寿命などの特性から、高出力なUPS(無停電電源装置)や瞬低装置等などにおいては、バッテリーへの冷却装置が不要になるとともにモジュール化の必要セルが少なくなるなど蓄電装置全体の小型・軽量化、高性能化が可能となります。 なお、当社は本製品を10月2日~6日まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2007」に出展するとともに、お客様の多様なご要求に応えられるように今後も更なる開発を続けラインナップの拡充を図ってまいります。また、本製品をモジュール化した装置の製品化と自動車への搭載に向けて開発を進めてまいります。 |
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<製品仕様>
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