山陽工場 開発・製造棟竣工のお知らせ

 
2012年7月5日
FDK株式会社
 
 FDK株式会社(社長:望月道正)は、山口県の山陽工場(山陽小野田市)内に新たなフェライトの開発・製造棟(以下、新工場)が竣工しましたことをお知らせいたします。

 環境・省エネルギー社会の進展とともにハイブリッド自動車、電気自動車、燃料電池自動車、再生可能エネルギーの発電と蓄電など様々な分野で高効率の電源および、電子部品の需要が益々高くなってきております。このような分野では、現在よりもさらに小型化、高効率化を極めた電源が必要とされています。そのため新工場ではその電源の中でも最も大きなスペースを占めるトランスおよび、コイルの小型化に寄与するフェライトコアの開発・製造を進めてまいります。

 FDKは独自のCAE(Computer Aided Engineering)によるフェライト材料シミュレーションシステム(MAGSYS-F)を有しており、これを活用することで、フェライト材料組成および諸条件の最適化を図り、従来にない新材料の開発を目指しています。

 新工場ではそのフェライトの量産技術の確立に努め、順次、DC-DCコンバータ、インバータなどの高効率化に寄与するフェライト製品を量産し、世界へ出荷を開始してまいります。

新工場竣工概要
1 事業内容 フェライトコアおよびトランスの開発、製造
2 場 所 山口県山陽小野田市本町5区
3 生産設備面積 2,625㎡
4 生産能力(予定) 2013年度 140トン
5 操業開始 2012年7月

本件へのお問い合わせ: FDK株式会社
広報・IR室
TEL:03-5715-7402
 

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