SMD対応小型全固体電池”SoLiCellTM”を年内量産開始 ~ 早期の実用化に向けて、量産体制を整備 ~ | |||||
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2020年6月23日 FDK株式会社 |
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SMD対応小型全固体電池”SoLiCellTM” |
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FDK株式会社(代表取締役社長:長野 良)は、SMD対応小型全固体電池”SoLiCellTM”の年内量産開始を決定しました。 当社のSMD対応小型全固体電池は、従来の電池に使用している電解液を固体に置き換えた安全・安心な二次電池で、IoT機器やウェアラブル機器、RTC(Real Time Clock:リアルタイムクロック)、SRAM/MCUなどの半導体関連製品や、これまでの電解液を使用した電池では適用困難な過酷な環境下(高温、真空など)など高耐久性が求められるアプリケーションにご使用いただける小型電池です。 当社は、小型、高電圧、高エネルギー密度、高い安全性や環境適合性などの特長を有する電池として、2018年12月にSMD対応小型全固体電池(4.0x2.0x2.0mm)を開発、さらに2019年5月には、従来の内部構成と形成プロセスを改良することにより、従来比2.5倍の体積エネルギー密度(65Wh/L)の高容量化を実現し、サンプル出荷を行なってまいりました。このサンプル出荷を通じて各市場のお客様からアプリケーション毎のご要望やご評価をいただきながら、量産製品仕様の検討を進めてまいりました。 今回当社は、量産開始第一弾として世界最高水準(*1)となるSMD対応小型全固体電池の量産仕様(4.5x3.2x1.6mm, 3V, 0.5mAh)を決定するとともに、2020年度第3四半期中の量産開始に向け、当社湖西工場において量産体制の整備を進めております。量産体制の予定としては、2020年度中に月30万個規模の生産体制を整備し、2022年度には月200万個規模とする計画となっており、今後も体制の拡充を進めてまいります。 *1:発表日現在(当社調べ) |
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以 上 | |||||
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