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ソニー、富士電気化学電池ビジネス拡大のため、開発・生産において協業体制で基本合意 |
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1999年12月22日 富士電気化学株式会社 |
ソニー株式会社(以下、ソニー)と富士通グループの富士電気化学株式会社(以下、FDK)は、これからのデジタルネットワーク社会におけるポータブル機器の更なる普及により、今後ますます小型、軽量かつ高性能な電池が求められる中、さらに重要性の高まる一次電池領域において、広範囲な協業体制を築くことで基本合意いたしました。 ソニーは、酸化銀電池では国内シェア約40%(※)、コイン型リチウム一次電池では国内シェア約15%(※)を有しています。一方、FDKは単1形から単5形までのフルラインアップのアルカリ乾電池製造ラインを有し、国内外で生産をおこなっています。今回の協業体制に基づき、両社は共同で開発・商品化活動に取り組むとともに生産に関しては各々が得意とする分野に集中することで、生産効率の向上と収益性の改善、及び最適な生産供給体制の実現を目指します。 両社は、まず第一フェーズとして2000年4月を目途に、人事交流等も含めた共同開発体制をとり、一層の高容量化などより高性能な電池の開発に積極的に取り組みます。また、生産面においては、各々が得意とする分野で相互に電池供給をおこないます。具体的には、ソニーはFDKに対してアルカリ乾電池の生産を委託します。また、FDKはソニーに対して酸化銀電池とコイン型リチウム一次電池の生産を委託します。 両社は、今後さらに国内・海外における広範囲な協業体制を推し進め、それぞれのブランドイメージの向上と各々のビジネスの強化を目指し、世界規模で電池ビジネスを強力に展開してまいります。 ※シェア数字はソニー調べに基づく。 |
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