VCO(電圧制御発振器)のラインアップに2機種を追加。


1999年2月11日
富士電気化学株式会社

VCO ISシリーズ 富士電気化学株式会社(鈴木惟司社長)は、VCO(電圧制御発振器)のラインアップにIPシリーズ、ISシリーズの2機種を加えました。
 当社のVCOは、従来ガラスエポキシ基板タイプのIF、IL、IN、IMの4シリーズがありましたが、今回の追加で6シリーズとなりました。
 IPシリーズは共振器にトリプレート形ストリップを採用した超小形品(4.8 x 5.8 x 1.6mm)で小形携帯電話対応、またISシリーズは2つのVCOをひとつのパッケージに収納した高密度実装品(8.0 x 10.0 x 1.8mm)でデュアルバンド対応です。
 当社は高周波回路設計技術とマイクロ波材料技術をベースにVCOを製品化しPHS・携帯電話等に多くの実績を有しています。
 その製品シリーズは広い周波数範囲(400MHz~2.9GHz)をカバーし、かつ低価格化を実現しています。
 移動体通信機器をはじめ、各種の無線機器には当社のVCOをお薦めします。
 
用途 品番 発振周波数
(1MHz)
電源電圧
(V)
コントロール
電圧範囲
(V)
コントロール
電圧感度
(MHz/V)
消費電流
(mA max.)
発振出力
(dBm min.)
C/N
(dBC min.)
GSM/PCN IP** 1201±39.0 2.7 0.5~2.2 68±14 10.0 -2.0 147(20M)/Hz
IP**
1559.5±38.5
2.7 0.5~2.2 68±14 10.0 -2.0 147(20M)/Hz
GSM900 IS**
897.5±17.5
2.7 0.5~2.2 37±7.0 50.0 +11.0 162(20M)/Hz
DCS1800 IS**
1747.5±37.5
2.7 0.5~2.2 75±15 50.0 +8.0 151(20M)/Hz
C/Nの( )は離調周波数(Hz)を示します。
 

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