包頭富士電気化学有限公司について
包頭富士電気化学有限公司は2001年に設立され、中国内モンゴル包頭市高新産業開発区希土大街21号に位置している。長年の発展を経ち、日本FDK株式会社と内モンゴル高新控股有限公司が株式を保有している。会社の総投資額は11200万元で、登録資本金は5600万元であり、その中、日本FDK株式会社は94.4%の株式を保有している。(日本FDK株式会社は、2024年3月1日に、当社出資持分を日本株式会社三徳から取得し、同日付で当社名を包頭富士電気化学有限公司に変更いたしました。)長年の努力を通して、国内外の先端企業へ安定的に性能優良な製品及びサービスを提供し、良好な企業信用を蓄積している。2004年1月に初めてISO 9001:2000品質管理システム認証を取得し、2005年12月に初めてISO 14001:2004環境管理システム認証を取得した。2017年6月にISO 9001:2015&ISO 14001:2015版の最新版認証を取得した。2009年に内モンゴル自治区「ハイテク企業」として認定され、2015年に「自治区級企業研究開発センター」として承認された。また2021年「自治区級科技型中小企業」として承認された。
当社の製品は中国内モンゴルの希土類金属を主原料として、海外から先端的な設備を導入し、原料提供、技術支援及び設備保証等一連の実力を備えている。生産キャパシティは5100トン/年。合金製造現場及びM合金製造現場はニッケル水素電池負極材料―AB5型&A2B7型水素吸蔵合金の製造をメインとし、高容量、高低温、低放電、高電力型水素吸蔵合金粉を製造でき、民生、医療設備、計器、工業関連、軌道交通、車載T-box等に適用する。また、水素吸蔵合金の開発と応用を固体水素貯蔵の分野にも注目し、顧客の認可を得た。水素エネルギー産業の崛起に伴い、弊社は固体水素貯蔵分野で優れた成績を得て、水素エネルギー社会の構築に力を尽くしている。SmCo製造現場の製品は1-5系合金と2―17系合金に分けられ、良好な温度特性を示している。ネオジム鉄ホウ素に比べて、SmCoは高温環境(>200℃)でより良い耐腐食性と抗酸化性を示している。弊社のSmCo合金製品は品質と安定性で好評を獲得し、関連製品はモーター、計器、センサー、冷蔵庫、エンジン、磁選機、石油化学工業等のハイテク分野に活用されている。
当社は、長年培った水素吸蔵合金の製造・開発に関する技術と日本FDK株式会社が持つニッケル水素電池の開発力、販売網を融合することにより、競合他社との更なる差別化と、高い世界シェアをより強固なものにし、これからの水素社会に対応し、水素貯蔵分野で世界に誇れるグループに成長させてまいります。