若手でも大きな挑戦ができる環境で幅広い視野を身に付ける。

2014年入社リチウム電池事業部
技術サポート部

01当社を選んだ理由

電池の技術者として働きたい

学生時代、FDKの製品分野については詳しくなかったのですが興味はあり、FDKの社名も知っていました。そこで会社について調べているうちに電池の技術者として働きたいと考えるようになり、入社を決意しました。
入社後は、まず技術開発部で電池の中身について学びました。その翌年には、早くも新規電池開発を担当。設計、試作を繰り返し技術的には完成するも、市場での需要見込みが少なく量産化はしないことになり、涙を飲みました。その雪辱を果たしたのは2年後のこと。断念したのとは違う新規モデルの開発に取り組み、量産化にこぎ着けることができました。このように、当社では若手でも活躍できる機会があり、入社してからの年月に勝る経験を積んできたと自負しています。

02現在の業務

知識を生かして、お客様に最適提案

2019年に技術サポート部へ異動し、お客様へ電池の技術説明や仕様提案を行なっています。それまでと異なってお客様と直接顔を合わせる機会が増え、電池に何が求められているのかをより意識するようになりました。そしてお客様から得た情報を元に、使用用途に適した電池を提案したり、技術的な相談に回答したりします。コロナ禍になる前にはお客様の企業に出張して、一体となってプロジェクト進行に協力したりもしていました。
これまでの業務を振り返ると、やはり入社して間もない時期に経験した新製品の開発と量産断念の出来事が、今の私にとって大きな糧になっていますね。技術的には完成していたのに、なぜ中断となってしまったのか。当時は足りなかった、市場性や生産コストといった視野の大切さを教えてくれた出来事です。この経験から、純粋な技術以外のことにもより興味を持つようになりました。

03思い出に残っている仕事や
今後の目標

FDKの“代表”として、信頼を築く

私の部署で取り扱っているリチウム電池は、長期間確実に動作することが求められる機器に適した製品です。社会から求められる期待も大きく、会社や事業部全体としてもこのことは意識して、品質を大事に日々の事業を営んでいます。担当するお客様にとっては、そんなFDKの代表が私になりますので、電池が使用される市場についての知識・理解をさらに深め、お客様の困りごとを一緒に解決していく存在として、今以上に信頼関係を構築していきたいですね。

MESSAGE

IoTの普及に伴ない、社会の至るところで電源が求められており、電池市場は拡大方向にあります。電池が専門の方はもちろん、その他の方も各分野の知識を生かして活躍できる可能性があります。これまでになかった用途で新たなお引き合いをいただくことも多々あり、社会の発展に関われるやりがいのある業界だと思います。

SCHEDULE

7:40 自宅を出発
8:15 始業、メールでの問い合わせ回答など
10:30 お客様とのミーティング(WEB)
11:30 ミーティング終了
12:00 お昼休憩
14:00 朝の議事録提出、次のアクション確認
15:00 社内相談、新規製品仕様を検討
17:00 終業

休日の過ごし方

ここ2年はコロナ禍で遠出が減ってしまいましたが、買い物を兼ねたドライブやサイクリングなど、近場での外出を楽しんでいます。